半田ごてを握ったら書くブログ 2nd

半田ごてを握ったら書くブログの続きです。

T221用似非コンバータボックス

私の知人友人なら知っていると思いますが、こうみえても(?)私、ハイレゾマニアです。
ハイレグマニアじゃないよ。ハイレゾね。Hight Resolution=高解像度。
いや、ハイレグも嫌いじゃないけど、マニアってほどでもないし。。。(照


で、ハイレゾ好きならご存じの通り、今年の5月、6月くらいからハイレゾマニア憧れの(だった?)液晶モニタ「IBM T221」が破格の値段で大量に中古市場に流通している。一部の噂では某政府関係機関が大量採用して利用していたものがリース切れで中古市場にでてきたとのこと。その数、3000台!
まだ流通在庫がちらほらあるようでヤフオクなどでも取引されているけど、さすがに値崩れしているようで、当初5〜6万円で取引されていたものが、いまでは3万円代いくかどうかくらい。

ハイレグレゾマニアな私としてはもちろん購入してあるわけだが、それを生かせるようなビデオカードなんぞもっていないので、ある意味、宝の持ち腐れ状態。事実、購入してからここ数ヶ月間は購入したままの段ボール箱の中で寝ていた。
こいつをPCで利用するにはそれなりの投資が必要になる。T221の素養やどうやったらPCで生かせるかは、2chの「【3840x2400】QUXGA-Wのモニタ」板あたりで延々議論してるのでそっちを参照してね。

ここまでが先月末くらいまでの状態。
で、最近、iPhoneアプリ開発のためにMac miniを買ったので、そのモニタということでコイツを利用してやろうとおもいたったわけ。

まずはなにも考えずに、普通に接続してパワーオン!

ハイ、最高解像度 QUXGA-W(3,840×2,400)にするとリフレッシュレート13Hzという、とんでもないもんいなってしまいました。とても使えたものではない。マウスカーソルがジャンプしながら動く様はストレスたまりまくる。

どうにかうまくできないものか?
DVI-Dが2系列出力できればまだマシなんだけど、Mac miniはDVI出力1つだし、mini Displayportを有効利用しようとおもうと別個に専用ケーブルが必要になるし、、、と出費がかさむ話ばかり。
DVI Dual Linkを2つのSingle Linkに分離して擬似的にビデオ入力を2つにする「コンバータボックス」なるものが欲しいなぁー。と思い始めた。
でも、これってめっちゃ高価。某政府機関はコンバータボックスは使わなかったようでほぼ中古市場に出てきていない。

しかし、蛇の道は蛇。ほぼ同機能の変換ケーブルを自作する強者が登場していた。
これを見る限り、工夫した配線と抵抗6本でコンバータボックスの代替になるようなので、わたしもマネして作ってみることにした。
DVIケーブルって結構なお値段なのでそれを切り刻む勇気がない私はコネクタとユニバーサル基板で作成。

コネクタはaitendoで1個100円。2mmピッチの特殊なユニバーサル基板を日本橋に遊びにいったときにデジットで購入。いくらだったかは忘れたけど、千円まではしなかったと思う540円でした。

DVIコネクタはそのままではアナログ部分のピンが邪魔で基板には付かないので、そこはペンチでへし折った。またDVIのデジタル部分のピンピッチは正確には2mmよりほんの少し狭いのだけど、そこはお得意の無理矢理差し込むで処理w。

あとは、前述のwebページとかWikipediaのDVIのページとかを参考にしながらプチプチと配線を半田づけ。

で、できたのがこれ。


それではさっそく接続してみましょ!と、Mac miniにDual Link DVIケーブルとコイツを接続して起動してみたが、なぜか13Hzのまま。てか、Single Link 2入力にならない。
配線を丹念に調べてみたけど、まちがった接続はしていないようだし、なにが原因なのかよくわからないので、さらにいろいろ調べてみたところ、、、

Mac miniのDVI出力はSingle Link

らしいことが発覚! orz

Mac miniでDual Linkしたければ mini Displayportへ
専用アダプタを用意しろ!!

ということでした。(<-- いまココ)


なんて、オチなんだ。。。。 orz