半田ごてを握ったら書くブログ 2nd

半田ごてを握ったら書くブログの続きです。

またまたケミコン交換

あー、ぜんぜん書いてない、、ここのブログ。。。だいたい半田ごてを握ってないし。中途半端に作ったりバラしたりしてあるものがヤマほどあるのに。。。(^^;

えーと、またまたPCのマザーボード電解コンデンサを交換しました。
今回はうちのホテルの食堂にあるお客さん用のフリーPCとして使ってる NEC Express5800。

ちょっと前から連続稼働していると突然画面が消えたり、電源断してたりしたのでおかしいなとは思っていたのだけど、先日バラしてみたところ、マザーボード電解コンデンサ 3300uFがぽっこり膨らんでおりました。
すでに過去、MBのケミコン交換は2回の経験して10数個の交換をやっているので、今回も躊躇せずに交換しようと思ったのですが、3300uF/6.3V/105℃ってのは手持ちで在庫してなかった。1000uFで同じ規格のものはあったのだけど、3300uFを1000uFに交換ってのはちょっと気が引ける。たぶん大丈夫だとは思うのだけど。。。

てことで、ケミコンを購入することに。

相変わらずの電子部品過疎地、和歌山なのでもちろん通販に頼るしかない。
秋月には同規格のものはなかったけど、共立エレショップとマルツにはあった。で、共立で買おうとしたところ、なんか会員制にひいたらしく、ちょっと面倒になったのですでに会員になっているマルツで発注。
マルツはちょっと高いのだけど、送料安いし、まぁいいかなと。
もちろん、送料もったいなからほかにもなにか買おうをいろいろ物色していたのだが、今回はグっとくるものがなかった。ここんとこ電子工作してないから、欲しいモノより今あるものをどうにかしたい。という気の方が強かったってのもあるかな。

そんなこんなで真夜中にマルツに発注して翌日に発送してもらって、先ほど到着。
早速、ケミコン交換。
PCバラしてMB取り出してケミコン外して、新しいのつけて、MBを仮組して動作確認。ここまでで30分弱。

MBのケミコン交換の場合、ちょっと大きめ(電力ね)の半田ごてで十分にコンデンサの足を暖めたほうがいいよう。
私の場合、電子工作時は15Wを使ってるのだけど、ケミコン交換時には野外でアンテナなんかのため使っている60Wのヤツで実施。
それと、コテを当ててしばらくしたら「呼び水」ならぬ「呼び半田」を流しこんであげる。MBの半田付けの場合、ランドが小さいので十分に熱が部品面まで伝わらないようなのでちょっとハンダを盛ってあげて熱を伝わりやすくしてから、ハンダ吸引器で吸い出してあげている。
で、コンデンサの足が緩んできたらコテ当てながら、コンデンサを軽く左右に振って徐々に浮かして取り出す。

このときMBにハンダが残ってホールを塞いでしまうこともあるので、その場合はもう一度、吸い出し。
穴が十分に開いたならば、新しいコンデンサを入れて、普通に半田付け。


で、いま仮組みPCは問題なく動作しているようだ。

今回のプライス
3300uFケミコンx3つ 283円


リーズナブルな修理代だなw