半田ごてを握ったら書くブログ 2nd

半田ごてを握ったら書くブログの続きです。

ニコニコ技術部デビュー(笑

なにをとちくるったか、ニコニコ動画の7セグLEDの「はちゅねミク」動画(http://www.nicovideo.jp/watch/sm4158739)にインスパイアされてしまった。
そう、ワタシには大量のLEDがあるじゃないか。大量の。

で、ATmegaのプログラムの練習も兼ねて、ただのLEDで「はちゅねミク」のネギ振りを再現してみた。

LEDは5x5でマトリックスを組んで、ATmega168のPB0〜PB4をアノード側、PC0〜PC4をカソード側に接続。PB側でパターンを作り、PC側をPC0からPC4までちょうどよいタイミングでスイッチングして動かしている。んま、よくあるやりかたです。
一応、回路図もどきやタイミングチャートも書いたりした。


それと、はじめてgccでAVRのプログラムを書いたが、メモリマップドI/Oのように記述できるので結構楽ちんですな。AVRのマニュアルはちょいクセがあるけど、読んでるうちにだんだん慣れてきた。

ほいで、このようなものを作ったわけですわ。

ニコニコ動画での発表はここ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4171800
(ニコニコ動画会員でないと見れません)


それなりの評価をうけているようですが、「なぜ手動?」って意見が多いですね。実際、尻Pのように私も曲のタイミングをストップウォッチ(私のはデジタルだよw)で測ってタイミングはつくったのだけど実装はしなかったのです。
それはなぜか?  お答えしましょう。

インタラクティブフィジカルコンピューティングこそユーザインタフェースの醍醐味」だからなのです。(自分で言っててなんのことかわからん。笑)

つまり、全自動なんておもしろくない。そんなの常に同じ動作を繰り返すだけなのですぐに飽きてしまう。そこにちょっとでも人間の介在するインターフェースを設けることで、人の知恵や発想、なんらかの偶発性が加えられ、設計者や製作者が意図していないとてつもない可能性が見出せる。かもしれない。ってところを追及したいのです。
シーケンサーによるMIDI楽器だけの演奏よりも、ドンカマに合わせながらでも人がプレイすることでグルーブ感がでる音楽のようなものです。

大量生産品を製造する工場の機械じゃないのですよ。私たちがつくって遊んでるものは。精度や確実性よりも「わくわく」するものを作りたいじゃないですか?そしていつもその「わくわく」の中にいたいじゃないですか? youtubeでなくニコニコ動画に自作動画を発表するのもその「わくわく」の可能性がより高いからです。

そんな機械を、電子回路を、プログラムを、わたしは作りたいのです。(笑



んま、なにはともあれ、ニコニコ技術部デビューしちゃったので、なんか作ったら動画も作らなきゃならなくなったよーー。あはは。