半田ごてを握ったら書くブログ 2nd

半田ごてを握ったら書くブログの続きです。

ガラクタをもらったのだが。

先の日記でも書いたけど、Duino-Vで部品を分けてくれたあつさんが送ってくれたガラクタ、、、
この中にNOKIA3300-LCDが入ってましたん。

このサイズのLCDってTestApple!!で使ってるやつ持ってるので別に要らないのです。
あっちはArduinoシールドとして綺麗に基板にのってるし、結構高い金だして買ったものだし−。


とはいえ、こんなんが送りつけられてきたってことは、俺への挑戦なのかもしれない!!
と勝手に闘志が湧いてきたので、なにか作ってみることにした。

LCD自身はTestApple!!で使っている Nokia 6100 LCD (Sparkfun)を調べてたときに見かけていたし、SPI接続だしコマンドも似たようなものだろうと勝手に推測したので、まずはmbedに繋いでみることに。

で、いっしょに入っていた日本語のマニュアルに書いてあるピン番がどうもウソくさい。
基板上では 「1」ってシルク印刷されてるんだけど、日本語マニュアルには堂々と「10」って書いてある。こんだけ堂々としてると自分が間違っているのかな?と思うような小市民の私なので、ついつい流されてマニュアル通りに配線しましたとも。

はい、もちろんウンともスンとも動きません。それよかLCDがだんだん熱もってきてしまって、慌てて電源をきるハメに。LCD壊れなかったかな?と心配しながらも、どうもマニュアルが嘘くさいので、基板上のピン番にあわせて配線しなおして、ビクビクしながら電源を入れてみた。


ビンゴ!


日本語マニュアルがちょーウソっぱちでした。ピン番が左右反対に書いてあった。

で、これさえわかれば、あとはTestApple!!をそのまま動かしてみようと、どこかで止まるようなコマンドがあったら、そこだけ書き換えるカット&トライでいいやと思い、そのまんまのコードで実行したら、、、、、


動いちゃった♪


ただ、よく見ると、テキスト表示してる文字は崩れちゃってるし、映像は左右反対に表示されてた。
なので、mbedのソースコードのこの部分を修正したところ、バッチリ動きましたよ!


で、ここまでやってみてハタっと気づいた。

「もしかして、これSPIのスピード上げらんね?」

実は先のブログに貼ってあるTestApple!!のムービーって、LCDへのSPI接続の周波数設定をライブラリいじっていて、どこまで速くなるか調べて、限界だった47MHzまで上げてある。これを越えるとLCDが反応しなくなるので、まぁこんなもんだよなー、と思っていた。
で、モノは試しとこっちのLCDでも47MHzから、48、49と徐々に上げていったのだけど、まったく問題なく動作している。mbedってSPI周波数は最高が50MHzなので、じゃぁとおもって50MHzに設定してみたが、もちろん全然問題なく実行できてしまった!!!

TestApple!!ってSPI周波数47MHzでセルフサウンド版にすると音がちょっと途切れるのでプチプチとノイズがでていたのよ。でも50MHzになったらそれも解消した。これすごくよいよーーーーー。


ありがとう!あつさん、
あんたいい人だ!!www


これってガラクタとしてもらったけど、実は4,000円近くだして購入したLCDよりぜんぜんイケてるLCDだったみたい。